新婚生活の話②　社宅体験記

結婚することを決めた後、どこに住むか・・アパート探し。
アパート？マンション？実家？（え）
新築を購入？！
体験談を踏まえて、私の話を書きたいと思います。

１．どんな部屋に住む？

私は、私が生まれた頃に建てた家で育ちました。
普通の一軒家です。

私が結婚したころには、築２０年を超えていることになり、そこそこガタも来てたし、カビも結構生えてたし。まあまあ古い物件だと思っていたので安いアパートに引っ越しても、全然大丈夫だと思っていました。

が。世の中をなめたらいかん。。世の中にはもっともっと古い物件が存在します。

と、いうのも夫の会社では社宅があったんです。
新婚者には、社宅に住みますか？という案内がされて、申し込んで抽選（？）に当たれば住めるそうです。
家賃はなんと、駐車場込みで１万円です。２人暮らしの平均家賃（駐車場込）は、約７万くらいだと思うので、かなーーり安いですよね。

※でも、値段相応、という言葉があるように、壮絶な暮らしが待っていました。

私たちがどの部屋に住むかは会社が決めるので、他の方の部屋を見せていただけることになって。内覧へ行きました。
洗面台も、トイレも別にきれいだったんです。なので、安いし「ここでいいかな」と思って、社宅に住むことに決めました。

２．実は、築６０年以上の社宅だった

住み始めてすぐ。日に日に後悔が増してきました。
後悔ポイントはこちら。社宅に住む方は参考になさってください。

①天井のセメント？が社宅の前の道路を走るトラックなどの振動で、ポロポロ落ちてくる

②洗面台でお湯が出なくて、メイクを落とすときに顔面が凍るくらい冷たい。今は、当たり前に洗面台でお湯が出るけど昔は無かった。うん、そうだよね。築60年だもんね。

③壁がベニヤで穴開いてる。

④建て方が古いため、すきま風がすごい。

⑤梅雨時期は地獄。部屋中、カビ臭い。押し入れは通年、鼻をつくほどのカビ臭で開けることができなかった。また、畳に、５cmくらいの水草？みたいなカビが無数に生えました。ここは、ナウ〇カの樹海かな？と思うくらいでした。

⑥お風呂の温度調整ができない。いまでは、温度設定が出来て追い焚き機能も付いているけど、「今だから」です。社宅のお風呂は、むかーーし、昭和のお風呂沸かし機が付いていて、カチカチとダイヤルを回して点火！お湯の目盛りは「温度」じゃなくて、「あつい＞＞＞ぬるい」しか無かったです。熱いって何度なの？ｗｗ

⑦トイレは洋式だけどフタが無い。

⑧部屋の昭和感にメンタルを削られる。夫が遊びに行ってばっかりで寂しかった、っていうのもあると思うんですけど。（おいっ）
今までオフィス街にいて、急に寂びれた昭和のアパートに住んだので、疎外感といか、心がどんどんすさんでいきまいた。起きても楽しいこと無いし。生きる気力がなくなる、というか、元気が出ませんでしたね。

⑨虫が大発生。とりあえず、壁と床の間はコーキング処理されてないし、タイルの間は、ひび割れて開いてるし。まあ、虫なんて入り放題です。クモは常に１匹以上歩いているし、我が家は２階なのに、アリが壁から大量発生しました。最後は、ゴキブリ。シンク下は大量発生してボールにゴマが入ってる？っていうくらいフンがあったし、洗面台周りに３匹くらいうようよしてて。でも壁の隙間から出てくるから、どうしようも無かった。さすがに、キッチンの天井から出てきているのを見つけた時は発狂しました。
自分の布団を畳んだときに、下からゴキブリの死骸を見つけたときは、引越を固く決意しました。

もうこの時、寝ててもカサカサかsa・・音がしてて、、ノイローゼ気味でしたね。

３．衣食住　住まいってホント大切

実家では、虫とかゴキブリはあんま見かけてなかったし、そんなに苦手では無かったのですが。さすがに毎日毎日だとメンタルやられました。
住まいって、ほんと大事だなとしみじみ思いましたね。ゴキブリが近くにいると思うと安心して眠れなくて。この頃は、そのせいか風邪引いてばっかりでした。

もう、新婚生活どころでは無くて。私って、昭和にタイムスリップしたか、どこかへ売られたんだっけ・・。と思うような生活でした。

新居を探す上で、築年は結構大事なポイントだと思います。
リフォームされていても、築２０年以上の物件は、よく考えてから契約した方が良いと思います。結局その後、引越したアパートが築２０年なんですけど、壁からアリが出てきました。

皆さんは、すてきな新婚生活を送るためにも、２人で良いお部屋を探してくださいね♪

※小話※
私たちの少し後に、夫の同期が結婚して社宅を内覧したそうです。結局奥さんが「ここに住むのは無理」と言ったそうです。
うん。それが正しい選択だよ！！

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